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オリジナルストーリー『EULYSSES』に至るまでの、我々の世界との分岐を描いた前哨的物語『ILIADS』の作品解説。

   

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ディオゲネス

英語表記 Diogenes
日本表記 ディオゲネス

 BC.412年?-323年頃に活躍した古ギリシャの哲学者。

 かのアレキサンダー大王が、自らお出ましに来たのに「お前さんがそこに立っていると日陰になるから邪魔だ!失せろ!」と言ってのけた人物(笑)。
 
 ソクラテスの孫弟子であり、風狂・反骨・理論実践で有名な犬儒派としては最も有名な人物。
 


 幼い頃に変わり果てたアリストデモスと思しき人物と接したことで、ソクラテスに興味を持ち、ソクラテスの弟子であるアンティステネスに弟子入りした。但し、ディオゲネスは彼のことを「ソクラテスに憑り疲れた不幸の人」と評し、ソクラテス自身に懐疑的であったらしい。だが、師であるアンティステネスへの敬慕は並々ならない(ソクラテスの孫弟子であるよりも、アンティステネスの弟子であるということがむしろ彼にとっての矜持である)。

 変わり果てたアリストデモスは自分の名すら思い出せなくなっていたらしく、ディオゲネスは彼を知恵を教えてくれた先生、そして彼自身が自身を認識できなくなっても自分は認識しているとして「グノーシス(知恵・認識)」と親しみを込めて呼んでいた。

 性格は破天荒で型破りだが、理論と筋を通すことに非常に真面目で徹底した。ソクラテスの弟子でありながらソクラテスが禁じていた著作行為を行うプラトンには強く反発していた。

 しなしながらプラトンは彼を「狂ったソクラテス」と評し、煙たがりながらもソクラテス派と認め合っていたようである。
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